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コルヌス山脈の山間にある、森のその奥深く、そんな人の気配も無い場所で一人、使い古した鍋で器用に料理をしているエルフがいた。「いい加減トナカイやオオカミの肉も飽きたな...」タメ息まじりにそう男はつぶやくと、傍らに置いてあった大きな弓を掴み、北の山を見据えこう言った。「ワイバーンの肉ってのはどんな味がするのかね」　これは好奇心旺盛な肉食系エルフの物語